宗教法人

来慶山忠暘院

「ぬるま湯状態は終焉する事に気づく事❗️とっくに変化は始まっている」令和3年11月11日記

「ぬるま湯状態は終焉する事に気づく事❗️とっくに変化は始まっている」令和3年11月11日記

「ぬるま湯状態は終焉する事に気づく事❗️とっくに変化は始まっている」

「10年一昔…」なんて言われたが80代から上の年代と70代の諸先輩方々の話を伺いながら先の大戦を肌で体感された方とそうで無い方の考え方の違いに気づく。

全てがそうだとは言わないが80代から上の方々には「御上は間違える」という感覚を持たれた方々が多いのに対し70代は「御上に従っておけば安泰」という感覚を持たれている方々が多い。

先日とある地域の人格者と言われる役員を務める70代の方と話す機会が有ったが…

「時代が転嫁を始めている気がする…政府なり学者が早くこれから先の提言を纏めて示さねば…」

そんな言葉を訊きながら「そんな転嫁はとうに始まっていて、あっちこっちに歪みが出てんじゃん❗️」なんて言葉を飲み込み(人生の先輩に対しての礼儀くらいは弁えている。)オブラートに包んで話をさせて頂いたが、生まれてから国内社会全体右肩上がりの真っ只中で人生を過ごし、年金満額世代には危機感が薄いのだ。

自分からすればお伽話の様な理想論を聴かされたところで最終的にやる、やらないは各自各々の自覚だろうと思った。

申し訳無いが…自分以上の人間は育てられない事を加味して考えれば現在70代世代が育てた子供世代はそれなり…と勝手に妄想してしまった。

これから浅知恵で少々先延ばししても否応無しに荒波時代に突入すると思っている。人生において小舟しか創れなかった人間は波に呑まれるだろう。

大戦後、生き残られた諸先輩方々が子や孫に同じ体験をさせてはならないと創って下さった日本では有るが…

物質的に豊かになると人間の質が下がるというリアルな社会実験の真っ只中を進行中なのだ。
いとをかし…で有る。

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。