宗教法人

来慶山忠暘院

「不器用ならば数をこなしていくしか無い。それすらやらず現在(いま)の何を嘆(なげ)いているんだ?」令和3年11月8日記

「不器用ならば数をこなしていくしか無い。それすらやらず現在(いま)の何を嘆(なげ)いているんだ?」令和3年11月8日記

「不器用ならば数をこなしていくしか無い。それすらやらず現在(いま)の何を嘆(なげ)いているんだ?」

ほぼ人間なんぞ肌の色や体格の違いは有れど大差無い存在なのだ。現世で半世紀以上生かされているが「あの人は手が6本有るから作業が早い…」そんな人間に出会った事は無い。生まれつきや事故で障害を持たれたならばいざ知らず、五体満足で生を受けながら何を嘆いているのか自分には理解出来ない。

「自分は不器用で頭が悪いから…」なんて言う輩がいるが、不器用という自覚が有るならば人が1回で済ます事を10回やれば良いだけの事。そのうち時間が短縮され同じどころか人より早く正確に出来る様になる。世の中の頭の良い悪いなんて事は所詮「正解の有る問題を短時間で正確を競うだけの事」なのでそんな事は気にする必要はない❗️と自分は言い切る。

人間として誠実に生きる事だけを心がけていれば良い事なのだ。ごずるい損得計算だけに長けた頭の良いと言われる輩より誠実な人間の方がよほどマシなのだ。悪事がバレでもまだ悪あがきする高学歴と呼ばれる輩の人相を眺めて観れば判るが険しい顔で、幸せな人間の顔では無い。

日々、何にもやらず置かれた現状だけを嘆いていたところで何一つ変わる事も無い。そのうち顔にはシワだけ増え…身体も思う様に動かなくなりお迎えが来て現世人生終了となる。

とにかく嘆くよりやるしか無いのだ。かつて「自分は不器用で馬鹿…」と嘆き続けて地べたを這いずり回っていたいただけの自分がやり始めて、現在も自分なりにやり続けている事を書いておく。

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。