「人の創り上げるモノ、コトには必ず創作者の想いがこもる。その意を読み解くクセをつけ続ける」
人間の創る世の中、創作者の脳内思考を具現化した姿が全ての成り立ちの元となっている。都会なんぞの街中は全て誰かの想いの具現化した姿なのだ。細々した事も人間が携わったモノ、コト全てにおいていえる事なのだ。
単純な話だが、創作者の創り上げた結果を観る事で起承転結の起を読み解く事が出来るか?更に起承転結の「承転」をも想像し得る事が出来るか?なのだ。
思慮の浅い人間が創ったモノ、コトは読み解く事は容易いが、思慮深い人間が始めた事を思慮の浅い人間は読み解く事は難しい。
その意味を説明されたところで言っている意味が解らない出来事が多々発生するのは、普段から意味を読み解くクセをつけていないからで、結から起を読み解くクセを普段からつけていれば自ずと解る様になる。
一般的に勉強が出来ると言われている記憶力のみに偏った脳みそでは無く、読み解く思慮の深さとは哲学的な思考の深みで在り個々の記憶力を統合して組み上げる作業なのだ。
日々の暮らしの中で人間が携わって出来上がっている全てのモノやコトを当たり前と扱うのでは無く創作者の想いまで読み解くクセをつけ続ければ他に対する想像力…思い遣りの心が自然と育まれ身につく。