「人間の子育てとは人間を育て上げる事❗️育てる側が漠然とでも理想の人間像を持つ事が前提となる事を知る」
子育てをしながら人間を育てている自覚が薄い親の姿を観る事が多々ある。人間を育て上げるマニュアルは無いが、育てている側の親自体に漠然とでも良いから「人間とは❓」という自分の理想とする人間像の意識が無ければ人間を育てる事は道理から考えて無理だろう。育てられる子供の側にとっても何処に導かれるのか判らないならば迷惑な話だと思う。
単純な話、現世という暗闇の大海原に家族という小舟を親船がもやいで結び、どちらに進んでいいかすら判らない親船が「自分も何処に向かえば良いか、よ〜判らんけど、とにかく自分を信じてついて来い❗️」なんていうマヌケた姿と一緒なのだ。
自分自身が理想とする人間像を漠然とでもイメージしその理想に近づこうと必死になる中から学び、体得し理解した方向へ導くのならば理解出来るが、それすら無く無責任に子育てという人間育てをするな❗️って事だ。
人間が人間を育てている自覚が無いから、「学歴さえつければ人生何とかなる❗️」なんて浅はかな考えで人間として心が多感で柔軟な何でも吸収出来る時期に塾に縛り付け時間を奪い…単なる数字化出来る事に価値が有ると刷り込み学習する…
社会に出てみて「あの数学の公式を覚えておいたおかげで命拾いした…」「学歴のおかげで命拾いした…」そんな出来事に遭遇した経験が有るのならば教えて頂きたいモノだ。(そんな事より人との繋がりで救われた経験の方が多いだろうと思うが…)
基本中の基本❗️一度「人間とは❓」を自分自身に問い直して再スタートすれば子育ての悩みどころか殆どの悩み事も解決の糸口は必ず見つかる。
一見複雑で難しく思える事も結構単純な事なのだ。