宗教法人

来慶山忠暘院

「何故その場所で何故その事をやっているのか?常に自分自身に理由を問い続ける」令和3年9月9日記

「何故その場所で何故その事をやっているのか?常に自分自身に理由を問い続ける」令和3年9月9日記

「何故その場所で何故その事をやっているのか?常に自分自身に理由を問い続ける」

倫理観や哲学が欠乏している世の中だと思っている。そんな事を考えなくてもとりあえず一日が完結出来る物質的に恵まれた現代社会だから諸先輩方々には感謝している。
但、諸先輩方々が「荒廃した国を何とかせねば…」から「家族の為に…」そして「自分の為に…」と倫理観や哲学を忘れ意識を変化させた事には賛同しない。
倫理観、哲学の無い人間は自己中心意識で欲望のみを振り回す。挙げ句そんな自己中欲望が叶えられない絶望感から心を病んでいる人間の姿なんぞを観る度、「諸先輩方々が必死になって頑張って創ろうと望んだ世の中はこんなモノだったのか?」と考えてしまう。
個人的にだが倫理観、哲学を持たない輩と語らう事は自分自身の有限な人生時間の冒涜以外ナニモノでも無いと思っている。釈迦が戒めの中で「朋友と語らう事は意味を為すがそうで無ければ「犀の角の如く…」」と説かれる。
自分は群れず孤高に独り人生を進むべきと思っている。

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。