「共鳴感銘を与え支持され続けたモノだけが残り続けている事実を眺める」
宇宙や地球の歴史からすれば僅か半世紀少々だが現世を生かされながら人間の巻き起こす隆盛衰退を眺めさせて頂いている。
子供の頃あれほどテレビCMで流されて口ずさんだ事も有るくらいのメロディまで覚えた企業も現在は存在しないものも多々有る。
普遍的に現在も残り続けているモノを眺めた時1つの道理を読み解く事が出来るか?だけの事なのだ。永続するには永続させる為の弛まぬ努力が必要とされる。
いくら自分が面白いと感じても共鳴感銘を与え支持され続けなければそのうち消えて無くなるモノなのだ。
先日から解体が始まった瀬戸内海の巨大な観音像なんぞ典型例だし、どこぞの宗教寺院の大本山と呼ばれる場所だって本来身内で在るハズの修行僧すら来なくなり日々の行事もままならない話を伝え聴くが…本山を運営する坊主自体がその根本原因を読み解く事すら出来ない時代なのだ。
身内にすら共鳴感銘を与えられなければ、一般の方々に共鳴感銘なんぞどだい無理な話で有る。時間の経過とともに下手すれば土台の石のみを残した元◯◯宗本山廃寺跡の運命が待っているのだ。
「うちだけは大丈夫…」などというバカげた妄想は止め、謙虚に学ぶ。但し、相手に迎合する事とは違う事も記しておく。