宗教法人

来慶山忠暘院

「内面が変化すれば取り巻く環境は自ずと変わる」令和3年9月23日記

「内面が変化すれば取り巻く環境は自ずと変わる」令和3年9月23日記

「内面が変化すれば取り巻く環境は自ずと変わる」

育ってきた環境で価値観は違うから世の中十人十色…それは良い事だと思っている。

あくまで自分が人生を通じて経験してきた事だが、世間一般の価値が有ると思われている社会的地位、名誉や金なんぞに価値を感じて過ごしていた頃、毎日が鬱鬱としていた。

現在は、自分以外の外部がどう思おうが現在の自分以上の自分には熟(な)れる訳でも無いし、外的にいくら飾ろうとも中身が伴っていない事は自分自身が一番知っている。そんな風に現在はすっかり良い意味?で価値観が変化してからは気楽なのだ。

社会的地位や名誉といわれてもストイックな高僧になる気はサラサラ無い…

金を得たところで自分自身が日々必要と思うのはタバコ銭くらいしか浮かばない…

日常は依頼される事が有れば、その時の自分が出来る精一杯の事を依頼された相手にさせて頂くくらいで、何も無ければその日の天気に併せてやるべき事をやり、その体験の中で気づいた事を自分にフィードバックし心の内面を掘り下げる…

そんな感覚だ。

気負いも何も無く、時々降って湧いた様な出来事も起こるが公を意識して世の中の為になり、現在の自分に出来そうならばやるし、出来ない事はやらない。

不思議と自分の意識が変化してから周囲の環境が変わった。善い人と縁が出来、続いていくし、悪縁と思える対象はほぼ消え去った。

他に施す事を知る善人…本当の人間と善縁、良縁を育み、自己中、他から奪う事を何とも思わない守銭奴の様な輩とは関わらない様にして心穏やかに過ごす。

内面が変化すれば全てが変わってくるとつくづく思う。

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。