宗教法人

来慶山忠暘院

「周囲に善を与える割合が多いければ栄え、悪を与える割合が多ければ衰退する」令和3年11月1日記

「周囲に善を与える割合が多いければ栄え、悪を与える割合が多ければ衰退する」令和3年11月1日記

「周囲に善を与える割合が多いければ栄え、悪を与える割合が多ければ衰退する」

自分の損得を先ず考え、得をする事を選ぶクセがついた人間が数十年も得する生き方を実践しながら何故心も経済的にも貧しい割合が高いのか考えてきたが、結論からすれば

「自分の損得の得を優先する思考を持つ存在自体が悪」

だからだと気づいた。

存在自体が人間の姿はしているが、悪の塊りの輩は周囲に対して悪心を伝播させる。単純に悪影響を与え続けてる悪の存在なのだ。

自分の生活圏において自分が得する事で周囲に損をさせても平気な輩と好き好んでお付き合いするマトモな人間はいない…。仮にその輩に勢いが有る時は嫌々でも付き合ってくれるかもしれないが、人間歳を取れば気力や経済力なんぞ衰える。衰え始めた途端周囲から人は去る。

周囲を見渡し勢いの有った家が現在は無住で衰退している光景を観るが、自分ファーストの悪の存在は衰えるモノだと道理に沿う教えを具体的に説いて下さる方に対し「現世生きる上で自分自身の戒めにせねば…」と感謝させて頂いている。

逆に損得でも周囲の得を優先させる思考を持つ人間と呼ぶべき存在は、善を与える。一見損な生き方にも観えるが、蒔いた善の種が芽吹き成長し沢山の善の実をつけ本人に還元される姿を観る事になる。

その増えた実を蓄える事はせずまた周囲に善の種を蒔き続ければ自ずと成長するのだ。

ここまで書いて、大多数を占める目先の損得しか考える事しか出来ない無いクセのついてしまった悪人には関係の無い、宇宙の様な話を書いていると気づいたから今回は書き終える事にする。

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。