「善い出来事は周囲のおかげ、悪い出来事は自業自得が心底解らない限り次に進む事は絶対に無いと知る事」
善い出来事とは平穏無事に1日を終える事が出来る事をいう。何事も無いとは現世生かされている方々が自分のやるべき事をきちんと為された時に成立する事だから周囲のおかげと認識する事が大切なのだ。
悪い出来事は自分自身が蒔いた悪い種が芽吹き実になり刈り取る事で自業自得といえる。かつて同じ様な失敗を繰り返し自己嫌悪になっていた時期が有るが、自業自得を自覚してから最近はすっかり無くなり、他人に対して呆れる事は有るが腹が立つ事はほぼ皆無となった。
誰しも自分の思考の通り自分の周辺は整えられていっているだけの事だ。以前困り事を持ち込まれると自分に出来る事は全てやる事が親切との勘違いから、出来る事は全てやっていた時期が有るが、現在(いま)冷静になって考えれば困り事が発生する事自体、誰しも自業自得だった事が解る。
本来ならば自分自身で解決させるべき事だったと思うが、自分がやっていた事は「自分自身の人生で学ぶべき成長の機会を奪っていた。親切では無く大きなお世話」。他人に対して善行を積むどころか悪行を積んでいたのだった。悪行を積めば状況は悪化し続けるのが道理で、やればやるほど無限地獄に陥った感覚になった。相手に悪行を積んでいれば跳ね返る自業自得だったと納得している。
ここのところ思慮分別を深め続け、周囲に対する感謝と自分自身に対して自業自得を自覚してから随分と安穏な生活になった。
あくまで自分自身が体験し気がついた事を記しておく。