「文句を言うより、取り巻く周囲は自分が望む通りの状態になっている事に気づく事」
嫁の顔を眺めながら、地球上数十億人いる人間の中で誰がこの1人の人間を選んだかを考えてみれば何十年か前の自分という結論に至る。数十年連れ添い良い悪いを引っ括め時間を共有しお互い現在に至る人格に影響を与えてきた事を考えれば、一瞬、意にそわない出来事が有り腹立たしく思う事が有っても直ぐに収まってしまう。
大人と呼ばれる年齢になり、自分自身の選択の幅が広がった後は自分自身の置かれている周囲は選択の結果という状態なのだ。単純な話「自分が望んだ通りの状態」という事だ。
日常生活で自分の過ごす時間の長い場所に座り周囲を見渡せば脳みその中がそのまま具現化されているだけの事なのだ。脳みその中がぐじゃぐじゃならば、自分が手に取り運んで来たモノで周囲が散らかっているだろう。
付き合う人間関係においても、周囲を見渡せば自分が選んだ人間、自分は相手にも選ばれたという状態で囲まれているだけの話だ。義務教育の学校ならばいざ知らず職場ならば自分が選んだ職場だが、その職場を選ぶ似た感性を持つ人間に囲まれているって事なのだ。
そう考えれば自分自身で選択し行動した結果として自分の周囲は出来上がっているだけの話でしか無い。
それを他のせいにして文句を言う輩を観るが…自分自身の思考を改善して正す事の方が先なのだと常々思う。