「日々、目の前で起こる事象(真実)から自分の価値観を疑うクセをつける」
その時代の世の中を流れている社会的な空気感を吸い込みながら人間は成長する。俗に言う「フツー」と思い込んでいる価値観である。
そのフツーと認識している価値観が道理にかない間違えていなければ歪んだ状態の事象となって表面に浮き上がってくる事も無く、日常は何事も無くタイクツなくらいに過ぎていくものなのだと思っている。道理からズレているから歪んだ事象(真実)が起こる。
「現在の世の中が悪い…」と言う事は簡単だが、各自各々、自分自身がその現在の世の中の空気感(価値観)を創っている構成員だという自覚が必要なのだ。その自覚が無いが故に無責任となり、何も考えない。何も考えないが故に日々劣化し続けるのだ。
常に眼に写る事象が余す事無く真実のみを現し続ける。
各自各々が劣化し続け、世の中の空気感(価値観)を下げ続ければ現世を去り死んだ後、そんな価値観を構成した愚民時代の人間と後世に評価を受ける事となる。
基本、食うに困らないくらいの豊かな現代日本という国に生かされているのだから少しは内面を磨きましょう…という話なのだ。