「現在(いま)を誠実に生きる事は未来の自分への善い贈り物をしていると気づく事」
日々誠実に生きる事は周囲の他に対し感謝や心配りをする事だけでは無く未来の自分に対して善い贈り物をしている事に繋がっていくものなのだ。逆をすれば未来の自分に対し悪い贈り物をする事になるがなかなかその意味が解らないモノなのだ。
逆と言えば…以前、親の葬儀で田舎に帰った時、思慮の浅い輩に大勢の人間が集まる前で吠えられた事が有る。その後、その輩は別の人間に対しても同じ事をやり、現在はすっかりその場所での居場所を無くした。未来の自分への悪い贈り物をした姿と思う。自分自身だけならばまだしも家族引っくるめて居場所を無くしたのだ。
日々誠実さを忘れ、感情の赴くままに怒りや悲しみのみを周囲に撒き散らしながら生き、先々バラ色の人生が待っているのか?と問われて「そうだ」と答える人間がどれだけいるのかと思う。他人より少しでも得をしようとか人間として道理から外れる誠実さに欠ける生き方をしている輩が大成した姿を観た事は無い。例え一時的に大成した様に観えても末路は哀れなモノだし、本人がそのまま人生を終える事が出来たとしても末裔に災いが及ぶ。
誠実に生きてこそ善い人間との出会いと持続する付き合いが出来、先々未来の自分自身だけで無く末裔までの善い贈り物となる。
半世紀以上現世を生かされながら世の中を眺め自分自身での体験を交え書いておく。