「生きる為に本来何が必要なのかを極力シンプルに自問し続けてみる」
千葉県柏市の駅前ビジネスホテルに宿泊する機会を得た。普段とは違う場所、ビジネスホテルの一室というシンプルに削いだ空間に身を放り込むと何かしらの学びが有るモノなのだ。
部屋には時計が無いので時間の確認の為、自宅に無いテレビを点けてみたが、一方的に流される映像音声に閉易してとりあえず音声を切った。時計は必要だがテレビは不必要と判断…
数年前まで必要不可欠と思っていたテレビという道理だが、生きる為に本当に必要とされる道具では無かったのだ。久しぶりにテレビを観て感じた事は記憶に留まらない膨大な情報?を一方的に流しているという現実…考えてみればテレビを観なくなってから書籍を読む時間が増えた。活字から脳内で広がる妄想…想像力が増した感が有る。
部屋にバスタブは無くシャワーのみ…不快にならないくらいならば充分なのだ。
普段自炊しているが部屋で無論煮炊き出来る訳は無く自炊出来る事の有難さを素直に感じた。コンビニで食を調達しようかとも思ったが、1日くらい食事を抜いたところで死ぬ訳でも無いのでスルーしてみた。少し空腹くらいの方がアタマは冴えると判断…
雨梅雨しのげれば別に大した事も無く身体は休ませる事が出来、次の日の生活に支障はきたさないと判断させて頂く事が出来た。
沢山のモノに囲まれ無いと生活に困るという事はウソなのだ。先々現世を生きる上で今回の事を活かそうと思う。