「自分でやらず、単にやらさ(与えら)れてきただけでは早く人生のピークを迎え消化試合の様な残念な人生を送る」
やたら過去の出生、学歴や職歴を誇る輩が居るが、他人にやらされてきた、与えられてきただけの人生を送る残念な方と判断させて頂く事にしている。
出生だけでその後の人生が決まる訳では無く、学歴なんぞは20代前半までしか通用しないし、職歴は所詮何かしら組織に所属していた現役時代だけの話だ。
人生100年時代と言われる様になり組織に属したとしても退職した後の時間は長い…組織所属時代に培ってきた人間関係を維持しているならばまだしも、その手の輩は組織を去った後、先方から縁を切られている事の方が多い…影響力を保てるのは去って数年くらいのモノだ。
人生前半、中半くらいでピークを迎え、その後の人生が消化試合ではあまりにつまらなさ過ぎる。
半世紀以上現世を生かされながら、周囲の方々を眺めるが、その中にずっと会社勤めをされながら70歳を越えられても若々しく会う度新しい人生を登り続け新しいピークを迎えておられる先輩がおられる。
一流と呼ばれる大学を卒業され、その時代の一流と呼ばれた大銀行に勤められたがあいにく銀行が潰れた。直ぐに取引き先の大会社から声がかかり役員にまでなられた。その後も退職する度、他の会社から直ぐに声がかかり職種が違う会社の役員を歴任され続けておられる。
問われる事がなければ卒業された大学名、歴任された会社名ややってきた仕事を話される事は無いが、付き合いが長いので久しぶりに会う度、お互い会わなかった数年間の話をするが、移った会社先々での役員仲間との良好な関係をずっと維持し、行く先々で後輩部下に慕われ続けていて電話1本で周囲は協力してくれるのだ。
会う度、「現在、人は居るけど人材がいないと言われる意味が解ります❗️常に人生ピーク維持ですね❗️」
そんな事を話すが、本人は当たり前と謙虚な姿を崩される事は無い。
諸先輩方々から学ばせて頂ける事に感謝しか無い日々を過ごす事の出来る現在に感謝で有る。