「自分に都合の良い変化を望めば望むほど堕落、滅亡へと誘(いざな)われる」
世の中の人間が望む事を眺めるとまるでドラえもんの「のび太」だらけの世の中と感じる事が有る。
ほぼ自助努力はせず、自分で巻き起こした問題、不平不満、解決出来ない事柄をドラえもんに頼り切る「のび太」なのだ。
金は欲しいが働くのは嫌…遊ぶ時間は欲しい…
楽して良い事が無いか❓と思考し、思考し終わり何も変化していない現実世界に幻滅し不平不満を口にする…
そんな中、子育てをしている親に感じるのは「ドラえもん」を演じている親の多さなのだ。常にドラえもんを演じ続け堕落し何も出来ないのび太を育てながら「何も出来ないのび太」に育った自分の子供を観て嘆くのだから「思考は大丈夫なのか❓」なのだ。
「何も出来ないのび太」だらけになれば公(おおやけ)が介入するしか無いから税金だって上がるのが道理だ。
日本人の年間所得が下がった…なんてニュースで見聞きするが「何も出来ないのび太」が増えれば当たり前の話…
日本国内においてそんなみんなの思考の総意通り全てが誘われている。この先に待つのは自滅だと記しておく。
いつか未来から本物のドラえもんが現れるのをみんなで祈って待ちましょう…で有る。
《オマケ》
教育改革とやらで少人数学級にて教員を増やし学力を上げる…なんて事も聴くが…正解の有る問題に対して時間と正確さ、記憶力のみに重点をおく教育を受けてきた人間が創る教育環境なんぞその延長レベルでしか無い。解まで至るプロセスを理解出来なければ社会に出した途端、不平不満のみを語る評論家レベルの人間が増えるだけの話…