宗教法人

来慶山忠暘院

「自分を理解するとは己と他を分ける事が出来て初めて成立する」令和3年11月22日記

「自分を理解するとは己と他を分ける事が出来て初めて成立する」令和3年11月22日記

「自分を理解するとは己と他を分ける事が出来て初めて成立する」

個人的に頭や腹が痛かろうがいちいち周囲に言わない。自分の年齢くらいになれば何度か痛みくらいは体験している事で対処方法くらいはある程度解るし、周囲に話したところで痛みが和らぐ事は無いし言った相手を心配させるという思いからだ。

大人呼ばれる世代になり、他人と比べ現在おかれた立場を卑下する姿を観る事が有るが、生まれ出でたスタートは違えどある程度の年齢を重ねれば思慮分別は自分で出来る様になる。身分が固定された封建制度時代ならばまだしも、生かされているのは現代社会なのだ。各自各々の思慮に基づく行動の結果でしか無い。

最近、日本で「親ガチャ」なんぞの言葉が有るが、日本国内において最低最悪の環境に生まれたとしても必死に努力している人間に対して全ての人間が無関心では無いのだ。己と周囲とを分ける事をせず自分自身で己の人生に向き合う事を放棄している姿にしか観え無いが如何だろうか?と思う。

金がかかるからやらない…なんて言って何もやらない輩がいるが、与えられた脳みそを使い思考し、思考した事を現在(いま)出来る事から具現化し始めるのにどれだけのカロリーを必要として金とやらがかかるのか教えて頂きたいモノだ。

少々取り留めの無い事を書いた。

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。