「道理が歪んでいる様に錯覚するのは人間の欲が入り込んでいるだけの事。必ず修正される事になっている」
半世紀以上、現世を生かされながら自分自身も人生の浮き沈みを体験させて頂きながら、世の中を眺めさせて頂いてきた。
短い時間で眺めると一見その時に携わった人間の欲なんぞが絡み道理からズレている様に感じ、「それが人の世…」と思う事でも、長い目で追いかけ眺めると必ず修正されるモノだとつくづく思う。
思考が道理から外れているから手痛い目に遭うのだが、手痛い目に遭いながら他のせいにして済ませてしまうのが人間の性というモノなのだとつくづく思う。
そんな道理から外れた思考が為す災いも、自分一代で済めば良いが災いが累世に及ぶ事も多々有る。身近でいえば遺産で揉める家なんぞ典型的なのだ。譲り合う事の大切さを子や孫にこんこんと日々説き続ければ良いものを、自己を主張し奪い合う事を恥とも説けない親ばかりだ。法的な解決策なんぞ「田分け」細分化のアホの極みだが、そんな事すら解らないのだから恐れ入る。
個人的には「親が人生一代で創れた財産以上のモノを自分一代で創れ❗️」と思うが「時代が違うから自分にはムリ…」なんて応える輩が多いのだ。いい歳こいた輩が子供手当を当てにする情けない世の中だ。大体、財産を受け取っても単なる生きるだけの少々の延命措置にしか使えず、活かす事も出来ないのだ。「悪銭身につかず…」ばかりが目につく。
話がズレた…
権力、権限を握るモノが采配出来、少々道理から外れた事でも通るのが人の世…そんな感覚を持つが、権力、権限を持ち勢いの有る人間も時間経過と伴に老化し勢いは失せそのうち死ぬ…道理を歪める事が出来ると錯覚している驕る輩の周囲を眺めれば必ず歪みが出ているし、本人の人相は悪人顔をしている。
道理から外れた歪みは時間と伴に必ず修正される力がはたらく様になっている…その力の事を世の中ではバチと呼んでいるだけの事だ。