この世を生かされていて感じる事は、
「数字に置き換えられるモノには本来の価値は無い」
という事だ。
全ての数で表せるモノの本質は削れば「0」つまり「無」という事なのだが、何処の誰かが決めたかは知らないが、世の中プラス(+)の数字は大きければ大きいほど「正」と認識されるモノなのだ。
特に金なんぞの数字を必死に追いかけ疲れ果てている人間を眺める度、言いはしないが、
「死んだ後、背負って向こう側まで持って行く事も出来ないモノに執着しているなんて本質を理解しているのかな…」
なんて思うのだ。
そんな事を話したところでなかなか理解されないが、最近はその意味を理解しておられる友人が有難い事に自分の周辺に増えてきた。
現在(いま)の世の中を生きる上で、
「自分がやりたい事をやる+潤滑油程度の金」
それくらいを稼ぎ出す算段をする事が出来れば程々幸せな生活が出来るのだが…
それ以上を求めるがゆえに歪みが出ているのが現在(いま)の世の中だ。
歪ませ続け…そして行き着くところまで行かないと気づかないのが人間っていう生き物の喜劇にも似た本能かも知れないし、言っても観せても理解されない(出来ない?)のも人の世の愉しさだとも思う。(人間臭さってモノで有る。)
申し訳ないが…取りとめが無くなったので、次回にまわす事にさせて頂く事にする…
横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。