日々諸々問題事にぶち当たる。生かされている間、回遊魚の如く動いている限り必ず何かにぶち当たる事は必然と思っている。
よく「何事も無いのが一番…」という言葉を聴く事が何事も無いとは、何もしていない人間か…生かされている間中、常に変化し続ける無常の世界に生きながら目の前の変化し続ける事象を観る事が出来ない…人間に生まれながら考える事を放棄した人間の口から出る言葉だと思っている。
本来、生かされている間中「必ず何事か有る」事を前提としながら常に起こる何事に対して最善最良の対応を取り続けられるかどうかなのだ。
更に最悪と思われる様な事で有っても「その出来事が有ったおかげで現在の良い状態が有る」と思えるくらいの状態に出来るかが人生の醍醐味だと思っている。
日々、自分の人生の道を自分自身で選びながら過ごす生き方をしているのならば「何事も無いのが一番…」では無く、「何事が有るのが一番」というくらいの気持ちで日々生きれば人生は彩り豊かで愉快なハズだ。
まだまだ当分の間、無常を素直に受け入れ達観する事を否定し、ある意味エッジを立て人生を愉快に過ごす事に決めている。
人生に何事も無い事を願うタイクツな時間はもったいない…
横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。