個人が社会と関わった時、その置かれた瞬間から、
「自分が他に何が出来るか?」
を常に考え実践する事が大切なのだ。
最終的に居場所を無くしている人間はそれが出来ていない人間と言い切る事が出来る。
世の中を眺めた時、人間の創る組織で有っても所詮は個々の人間が集まり集団化しているだけの事なのだ。
伸びている組織を観た時、「自分が他に何が出来るか?」を個々の人間が考え実践している姿を観る事が出来る。
斜陽になっていったり、更に倒産の憂き目に遭った組織を眺めた時、個々の人間が「他が自分の為に何をしてくれるか?」と真逆の感覚を持つ人間が集団を構築している事が当てはまる。
本来すごく単純な事なのだが…話したところで解らない人間には解らないし、世の中の大流は、
「他は自分の為に存在する…」
「他に施す様な損だけはしたくない…」
そんな感覚が大多数の人間の心に蔓延して大流として流れている。
そんな大流の先に待ち受けているのは大きな滝つぼで、落ち込んだ後、浮かび上がる事は無い…
最終的に孤独にさいなまれて人生を終えるのも、その人間が選び取った一つの時代に併せた生き方で在るから其れも良しだと思う。
但、この世に生かされている間、選択権は自分の手中に在る…
各々、与えられた選択権を行使しながら自分の人生を満喫して下さいませ…
で有る。
横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。