世の中は損得の感覚が蔓延しているので、
「他の為にやる事は損だ…」
そんな話を聴く事が多いが…誰しもが幼い頃に体感した
「自分が出来る事の喜び」
を大人になるにつれて忘れていないか?
特に、自分がやった行為で周囲が喜んでくれた…そこには金なんぞの対価が無くとも自分自身が幸福感で満たされたハズだ。
幼い頃に知った本来「人間が一番大切にしなければならない幸福感」を、俗世にまみれた質の悪い大人の、損得の感覚に染められるだけならばまだしも、下の世代に継承する事で、更に質の悪い損得のみのエッジの効いた人間を増大させている罪の意識を持つべきなのだ。
大人になるとは大切な事を忘れていく事では無く、大切な事を忘れず更に磨きをかけて積み上げていく事なのだ。
身体ばかりが大人だが、生まれて数歳にしかならない子供よりも劣る人間がばっこし過ぎなのだ。
横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。