宗教法人

来慶山忠暘院

山の中で考えている事…令和3年8月20日記

山の中で考えている事…令和3年8月20日記

浅知恵なんぞで右往左往して無駄な時間を費やすよりしゃがんでやり過ごす時も必要…

人間の数年なんぞ宇宙や地球の悠久の時間に当てはめれば秒にも満たない時間なのだ。
歴史を眺めれば判る様に地球内でも隆盛と衰退を繰り返す。ギリシア…ローマ…エジプト…繁栄していた頃に現在の姿を想像した人間はいなかったと思う。
現在の状態が永遠に続くと信じ込んでいた人間が変化した現実を受け入れる事を拒み、日々不平不満だらけだった過去が「あの頃は良かった…」などと訳の分からない事を口々に言い戻そうと浅知恵を披露しまくる。
人間なんぞ食いだめ、寝だめは出来ない存在なのだ。その日、生命をながらえる食う分にも事欠く状態ならばまだしもソコまでの状態では無い…
日々を省みる時間を頂けたのだ。しゃがみながら過ごしてきた日々省みて、大変と思う状態を「良い意味で大きく変える機会」と捉える。
人間如きが全てを制御出来ると錯覚している「自分はアタマが良い」と思っている方々に記しておく。

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。