宗教法人

来慶山忠暘院

山の中で考えている事…令和3年8月24日記…

山の中で考えている事…令和3年8月24日記…

「常に凝り固まろうとするアタマを常に柔軟にほぐす」

身体もだが、人間の脳みそも同じ様に凝り固まるモノなのだ。今回、昨年から始まったコロナのおかげで周囲を眺めさせて頂きながら凝り固まった方々の思考とそれに伴う行動を知る機会を得た。
自分で直接会った事も無く人柄すら知らないのに「偏差値の高い学校をご卒業された社会的権威有る先生と呼ばれる方が仰る事は間違えは無い」と全てを鵜呑みにして行動する姿を観た時、自分自身で考える事を永年放棄し続けてくると客観的なデータなんぞがスマホを通じて手に入れられる現代で有っても行動パターンは同じになるという事を知った。
「フツーは…」とか「世間は…」なんてさもありきで語る輩の情報の出どころは「会った事も無ければ人柄も知らない人間がコンテンツを創ったテレビ」なのだから世の中大丈夫なのか?と思う。
凝り固まった脳みそを日々ほぐす事を意識せねば自分らしい人生の在り方とはどんどん離れ終焉を迎える事となる。
単純な話、
自分が知り得た情報の出どころまで自分で精査して更に自分のアタマで理解出来て納得した事なのか?
その納得した事に基づいて行動しているのか?
アタマが凝り固まらない様に最低でもそれくらいやる事をお勧めしておく。

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。