「対処出来ない相手の無策を笑うのではなく、そんな相手に身を委ねていた自分を笑う」
「前例が無い…」そんな言い訳はAIがする事だと思っている。人間の想像力は過去から学びながら変化させ未来を構築するモノなのだ。
ここのところ世の中を眺めていると優秀と呼ばれる類の人間が最近出始めのAIより劣る事が判った感が有る。
そんな優秀とされる人間に托し任せ過ぎる事に慣れすぎた自分自身を省みる事が大切なのだ。
職業に貴賎は無く人間社会を構築していく上で全ての職を持つ人間は尊い。そんな尊い職に就きながら職責を全うしている人間が減っただけの事だ。「飯を食う為に働く」レベルの意識の低さ「働く為の肉体を維持する為にメシを食う」という道理すら解っていないのだから始末に負えない人間が多すぎるのだ。
次元の低い人間が権力や地位を得た時、従う人間の意識レベルは更に下がる。そんな人間に追従して自分自身の人間として在るべき姿を低次元に留めおく事自体が自分自身の人生への冒涜と知るべきだ。
今回の出来事をあまりにお粗末な人間自体を「凄い」と錯覚していた過去の自分を笑い飛ばし、自分自身の人間としての人生の在り方を考える分岐点とするべきだ。