宗教法人

来慶山忠暘院

施餓鬼の時期に考える…

施餓鬼の時期に考える…

横浜の山から世の中を眺めているが、

 

「金だけ」

 

 

「今だけ」

 

 

「自分だけ」

 

 

 

究極の「3だけ」の世の中で有る…

 

 

仏教で言えば「リアル餓鬼道世界」というべきか?

 

 

只、2020年くらいを境にそのまま「リアル餓鬼道世界」にとどまる人間と「別の世界」を求める人間とに別れると思っている。

 

 
世の中の「フツー」とやらを疑う事無く信じきっている、フツーに併せる事を正とする大多数の方々は「リアル餓鬼道」から転換する事は難しいと思っている。

 

 
以前、何度かそんな方々に試しで言ってはみたが反発された自分からすれば…

 

 

「どうぞ、行くところまでお行き下さい…」

 

 

で有る。

 

 
お経の中に、

 

 
「医者は患者に薬を出すが、飲む飲まないのは患者本人が決める事」

 

 

なんて文言が有る事から考えると「現在(いま)も昔も変わらない」って事なのだ。

 

 

 

訊かれたならば知っている事なんぞ自分の中に留めておいても死ねばおしまいになるくらいの事なので惜しみなく伝えはする気持ちは有るが…

 

 
自分の想いなんぞ相手に押し付けても迷惑なだけだとも知っている。

 

 
「3だけ」+「妬(ねた)み」+「僻(ひが)み」+「嫉(そね)み」

 

 
さして努力をせず、相手を自分の立ち位置かそれ以下にまで下げる事に情熱を傾ける事が「フツー」と思って無意識にやっている世の中に本日も自分の身を投げ込んで生きねば…

 

 
とりあえず60歳、還暦まで…

 

 

 

自分の責務を全うする…

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。