宗教法人

来慶山忠暘院

時間を頂いた…

時間を頂いた…

人と別れる時、「お達者で…」「道中お気をつけて…」等と言って別れる。

祝辞の挨拶も最後あたりで、「益々のご健勝を…」等という。

手紙の最後には「ご自愛下さい…」等付ける。

あくまで相手の未来に対する気遣いなのだ。

未来に向けて常に他に向けて幸が有る様に気遣う…

時々、その様な言葉を使いながら、上手くいっている話を見聞きすると心から喜べない事が有る…深く考えるとそこには「相手に対する僻み」が潜んでいる。

妬み…

僻み…

嫉み…

人間、誰しも心の中に潜むある意味「負」の感情を抱えるが…

負の感情を否定するのでは無く常にどうすれば克服出来るか?を自分自身で考えて実践していく事が肝要だと思う。

人間らしさとは…

人間とはどういう存在で在るべきか…

今回、普段とは違う少々空いた時間を戴けた…

自分自身の人間としての生き方を捉え直す…そんな機会と捉えたい…

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。