宗教法人

来慶山忠暘院

月初め…

月初め…

世の中のほとんどの人間が物事を観ている様で観ていない事に気づく…

 

 

簡単に言うならば「関心が無い」って事なのだ。

 

 

そのクセ自分の「損」「得」が絡むこととなると、急に関心を持つから笑ってしまう…

 

 

普段からいろいろなことに関心を持たない人間は一つの出来事を眺めても、点でしか捉えることしか出来ないので、その全体の意味を読み解くことが出来ないのだ。

 

 

本来、全体が読めなければ対処なんて出来る訳無いし、薄っぺらい読み解き方で対処をするから二進も三進もいかなくなる姿をよく見かける。

 

 

「その失敗から学んで人間的に成長すれば良い事だから失敗も良し。」

 

 

と思うのだが、世の中全体がまだ、とりあえず回る状態だから、

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」

 

 

宜しく…

 

 

「元の木阿弥」

 

 

状態に戻り同じ失敗を何度も懲りもせず繰り返す。

 

 

自分は死なないって思っていて、自分の損得にしか関心の無い人間の思慮なんて浅いのだが…

 

 

そんな思慮の浅さを恥ずかしげも無く振り回す輩が多すぎる。

 

 

今のところ、そんな人間が生きていける平和で豊かな世の中である…
そろそろ、そんな人間が、

 

 

「世の中は非情…」

 

 

と感じる時代がやってくるだろうが…

 

 

「起承転結…」

 

 

 

本来「無常の世…」を生かされている事を全身全霊で学ぶ機会として頂きたい。

忠暘院

横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。