人の世を生きる事は結局、
「どんな人間とどういう関係で繋がっているか?」
という事に尽きる。
「あの人とは仕事上の付き合い…」
なんて言う人間がいるが、仕事もネットもあくまで知り合うキッカケのツールとして、その後はどれだけリアル社会で人間関係を構築出来るかが大切な事なのだ。
大体、仕事を金を稼ぐ手段と考えている人間が多いが、
仕事とは…
仕事を通じて自分自身の人間の仕事と精神のスキルを上げつつ、その仕事を取り巻く人間とどう繋がるか?
という事が最も重要な事なのだ。
仕事を「金を稼ぐ手段」くらいの浅い考えの人間は世の中に沢山存在するので、最終的には「アナタで無くとも代わりはいくらでもいる…」そんな状態となるのだ。
「年々、仕事が減ってきた…」
なんて言う人間が多いが、そういう方と話をしてみると、以前の小さな成功体験にあぐらをかき仕事のスキルと自分自身の人間性を磨き上げる事を放棄し、新しい人間と繋がる事をやめている。
自分を取り巻く友人達は本当に忙しい方々ばかりだが、日々現在の仕事や自分に妥協せず生き、古くからの人間関係を大切にしながら、更に新しい人間関係を構築し愉しく生きている方々が多い。凄いのは自分自身が人生で気がついた事を子や孫に注ぎ込んでいるから恐れ入る…
これから先だが、皆中流は崩壊し…江戸時代の様な大名と一般人みたいな超格差社会に突入する…
差の根本はモノゴトの「観方」「考え方」くらいの事なのだが、人の世はとかく誰が言い出したのかも判らない「フツー」という大流に呑み込まれ流される…
訳の判らないとは言え、人の世の中が望んで出来たフツーという大流の流れを非凡な坊主如きに変えられるハズも無く…
横浜の片隅…
山の中から…
人の世の行く末…
大流の流れの行き着く先をこの世に生かされている間、眺めさせて頂く事に決めている…
そのうち、川の流れは海に行き着く…
陸地の何倍も有る海で綺麗に浄化されるからあまり心配は要らないと思う…
この世は釈尊の教えの通り「諸行無常」で在る…