人間記憶というモノを生きながら刻み続ける。記憶に残るとは自分自身が生きてきた証を自分の中に残し続ける作業なのだ。
自分自身を振り返り、記憶に遺る事を整理してみると「己で考えてやった事」の記憶は残っているが「他からやらされた事」の記憶はほぼ残っていない。
自分の中に記憶に無いとは、自分が生きた証が自分の中に無いのだから、極論からすればその時間は「生きながら死んでいた時間」といえる。
充実した人生とは、どれだけ生きていた証で有る記憶が自分の中に残っているか?で、結局は「己で考えてやった事」の時間の多さで決まると思っている。
何も考えず、他に委ね「他からさせられる事」の方がある意味楽と言えば楽だが、現世の有限の時間を浪費する事より、記憶に留まる様な「生きながら活きた時間を如何に過ごすか?」の方が先々後悔せず済むと思っている。
但、人生の価値観は人それぞれだからあくまで自分の主観だとも付け加えておく…
横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。