人間関係の対立で悩む方に対して先ずは自分から譲る事を勧めている。
例えるならば、狭い道で対向車とすれ違う時、道を譲って頂く事が有る。相手の行動に対して嬉しい気持ちになり感謝する事は有れ怒りを感ずる事は無い。譲った方も小さな善行ながら心に心地よさが残る。
お互い道を譲らず怒鳴り合う姿なんぞ観せられたならば本人たちだけで無く、偶然通りかかっただけの人間にも不快な気分にする。
人間関係の対立で悩む姿は道を譲らない者同士の怒鳴り合いと同等の話なのだ。
自分が道を譲る事を損とばかりに譲る事はせず、相手に譲る事を望む…類友宜しく…同じ次元でいがみ合う…自分が嫌な事は相手も嫌なのだ。嫌な事を相手に望んでいる自分自身に気づく事さえ出来れば自ずと考え方、行動が変化する。
先ずは自分が譲る事で爽やかな気持ちになれる事を知ればそれからの人生は人間関係だけで無く全てが劇的に良くなる。
横浜市緑区のお寺です。
よろしくお願い致します。